疲労抜きジョギングよりもローラー台。
よく、ローラー台は辛いという声を聞きます。私は割と好きなのですが、気持ちも分かります。
でも誰にでもお勧め出来る良い活用方法があります。それは疲労抜きジョギングの代わりに使うことです。
ローラー台が苦しいのは、積極的な能力を高めるためのトレーニングとして、長時間使うことを目標とするためです。
選手としてのトレーニングとしては必要なものと思いますが、市民ランナーのクロストレーニングや、市民ローディーとしてはそこまでやらなくても良いと私は考えています。
クロストレーニングとしてロードバイクを活用している方に是非お勧めしたいのが、疲労抜きジョギングの代わりにロードバイクを使うことです。
とはいえ、路上に出るとついつい飛ばしてしまうと思うので、もしあればローラー台で、テレビを見ながら一番軽いギアで滑らかに、なるべくケイデンスを二桁の後半ぐらいに保って回すのが良いと思います。
疲労抜きジョギングの代わりにするにはどのぐらいの時間が必要なのか?というのは色々な説がありそうで、最長では、ジョギングの1.5倍という話も聞きました。
私の実感では出来れば疲労抜きジョギングと同じくらいの時間があれば完璧で、時間がなければ30分でも効果があるようです。
軽いギアで滑らかに回す…という行為はランニングエコノミーならぬペダリングエコノミーの向上に役立つので、ローディーとしてのレベルアップの為にやっているんだ、と思えばモチベーションも保てると思います。